125834 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ビーズな毎日

ビーズな毎日

イタリア日記 2006後編

12月11日 午前 10時のユーロスターに乗りveronaからveneziaへ。
が・・・・乗れたのは11時だったような・・・

車両の中で飲み物の販売がきました。
「scusi,un cappuccino per favore.」

と頼みました。
「biscotti hogehoge」

???ほげほげ部分が理解できず
あでも、、、少し食べたいからいいや・・・と思い
「ok」と承諾。

なんと、大きな袋で、4ユーロ。。。
ガーーーン!!!!!


でもいいです。食べますよ。コレくらい!!!





ヴェネチア サンタルチア駅では、通訳をしてくれるaiちゃんと待ち合わせ。
無事にお会いでき、ホテルに荷物を置きすぐアポイントしてる所に行きました。


サンタルチア駅

ホテルは駅前の「abbezia」
なかなかキレイでした。

中庭

お風呂

シャンデリア

夕方より隣の駅のメストレにてもう1軒アポイントをとり
向かいました。
そこの社長さんのF氏とは、前回訪れた時や、F氏が日本にいらした時に
お会いしていましたので、とても歓迎してくださいました。

f氏


F氏、とっても大きなお腹です。






おほほほ

★注 イタリアでは、みなさん必ずこう撮ります。
肩を抱いたり腕を回したりは紳士な振る舞いです。
。。。お腹を触るのは・・・????????


うーん。。。。


夜は、メストレのチェントロまで行き少々お買い物などを楽しみ、
aiちゃんのイタリア生活や感性などに触れ親睦を深めました。
それから、F氏と合流し、夕食をご一緒しました。



チェントロの町並み

続きは。。。又














その夜のディナーは、F氏と待ち合わせしてフルコース!
F氏がいつも行くリストランテで、お魚が美味しいところだそうです。
が、待ち合わせ時間30分遅れで彼が到着。
イタリアではよくよくあることだそうです。
F氏、ちゃんとお召し替えしてきていました。

リストランテ


イタリアは1皿の量が多いので、みんなでシェアできるようにしていただきました。
ワインは・・・・・・・・・・・・
F氏「なにがいいですか?」
ワタクシ「なんでもいいですよ(典型的な日本人)」
F氏「ワインが美味しくなくちゃ、食事は食べないほうがいい」
さすが、イタリア人!!!


primopiatto

ボンゴレビアンコ。
日本のあさりよりもかなり大きかった。
それも、砂が沢山はいっていて、パスタにもからまっていますが、
気にしないで食べるのが普通らしい。日本だったらクレームになる、、、、という
話をしたら、驚いていました。



spaghetti


これが、食べたかった!
一回食べたら忘れなれない美味しさです。
あつあつを頂くのが最高でし!

misto

イカ墨の黒いこと黒いこと・・・・オハグロなど気にしてはいけませんね。
黄色いのがポレンタ。(とうもろこしのペーストを焼いたもの)
も、美味しかったです!
イカ墨

「ボクは食べないけど・・・ダイエットしているから。。。」
と女性2人にドルチェを勧めてくれました。

洋ナシのタルト
dolce

どれも日本の高級レストランで食べるよりも
とっても美味しかったです!

楽しい夜でした!























目覚めは、鐘の音でした。

窓を開けると、目の前で、、、鐘が鳴っている。。。。。。


くま吉に電話した。
丁度日本はお昼過ぎ。

「元気???」
「あ。元気。」
「鐘の音だね、」
「うん」
「じゃ、また電話してね。」




?????????????
?????????????
?????????????
?????????????


短い電話です。。。。。。。



朝早く起きすぎたので、外に出て散歩しました。

campana


ちょっと寒いけれど、朝の光景見たさに、外に出ました。


ホテルの中庭も、きれい。
cortile


一日が始まる感じです。

mattina








ヴェネチア2日目はムラーノ島へいざ出陣でゴザイマス!



cielo

ヴァポレットに乗って行くわよーーーー!!!
per murano





murano


ムラーノ島が見えてみました。


murano

さて、まず初めに、、、ソフィアートの工房を訪れました。
クリスマス前でとっても忙しく工房では沢山の方が作業されていました。
面倒を見て下さったのは、
少々無愛想なマダム。咥えタバコでこちらのセレクトしたものをどんどん詰めてくれました。

昨年ご主人が日本にきた時に、ソフィアートを受け取った話をすると、、、
「あーーー覚えているわよ。このガラスも貴方のオーダーしたものでしょ。」
と1つだけ作品になって壁に掛かっていた。
その時のエピソードをお話してくださったときの迫力がなんとも、、、

伝えようがないのですが
とにかく、面白いのです。


それから、Luigi Cattelan 氏のご自宅にお邪魔しました。
彼は,世界的に有名なガラスのアーティストでもあり、コレクターでもあり、
ビジネスマンでもあります。
相変わらず大きな猫ちゃんがビーズの上で遊んでいました。

テーブルの上には、新作のヴェネチアンビーズがいっぱい。



でも、今回はこれが目当てではありませんでした。
「これじゃないのがいいです。」

すると、今度はアンティークなボタンやフィオラート・・・などが出てきました。
いいな・・・・とは思いましたが、今回はこちらが目当てではありませんでした。

ですが、どうでしょう。
やはり、アンティークだけあって花の入れ方や模様がなんとも味わい深いですよね。
少々拝借。








とっておきのビーズばかりですので、、、、
カテラン氏の写真撮影許可をいただきました。



今でも存在するヴェネチアンを扱う会社のヴィンテージもの。

「お。。。昨日行った会社だ、、、」
今の作品もそこでどんなものがでているか知っていると、
色々な変化を遂げて今の形があるのに気が付く。


イタリアでは、伝統を守る精神が強いので、
日本や中国みたいにすぐに新しいものを入れたりはされないでしょうが、、、
合理性・需要・流行なども絡み
少しずつ変化している。

そして、人の手で創られるものですので、同じ作り方を教えても
同じものが出来るとは思わない。

その時、その場所で作っていた人の命が宿っているかのように
そのビーズはやはり、その人の作ったビーズなんだな。。。。。。と感じさせる。

とってもいとおしく思ってしまうんです。。。。
それが、ワタクシの病気かもしれません。。。おほほ。。。



antico




花瓶に使われているムッリーネ。
ビーズにも入っていますね。
ムラーノ独自の製法で作られたものです。
モチロン、アンティーク。

murina


これらの数々のコレクションがあったら、、、、
人生ビーズに埋もれて生きていきたいと思っているかな。。。
ビーズ好きな人間として彼に質問した。
ワタクシ「どうしてこんなに沢山コレクションしているんですか?」
カテラン「僕はビーズのコレクターではない。コレクションしていたらビーズは
売りたくなくなるから、、、」
・・・じゃあ。。。ビジネスだけでこの仕事しているのかなァ・・・・
ワタクシ「これは売ってもらえるの??」
ととっても素敵なフィオラートを指す。
カテラン「これは売らない」

!!!!!やっぱり売りたくないんじゃないですか!!!





antico fiorato

彼のコレクション達。
本当に計り知れないくらいのムラーノビーズのコレクション。
collezione


collezione



以前訪れた時に、ビンテージのロゼッタビーズを少々ですが、手に入れました。
それから、ずっとそのビーズが忘れられなくて、どうしても忘れられなくて、、、、

ロゼッタビーズは、とっても古い製法で製作されるビーズで、非常に手が込んでいて
今ではムラーノでも彼以外作る方がいない!のです。
ですので、とっても貴重なビーズなのです。沢山のヴェネチアンやその他のガラスを見てきて
彼の作品はどうしても忘れられなく、、、、


又会いたい!!!!!
とずっと願ってきました。

vintage



高層ビルから飛び降りるような買い物をし、
カテラン氏はそれを丁寧に梱包してくれた。
「ホテルに戻ってから見たくならない?しっかり梱包してしまっていい???」

さすが、カテラン氏。ビーダーのツボを得ています。。。。

最後に写真が撮りたいとリクエスト。
カテラン氏は、すぐに
「外にツリーがあるからその前で撮ろう。」


ツリー


さすが、カテラン氏。女心のツボも得ています。。。。。。。


こちらのツリー。。。
vetoro です。
   albero

もう、夕日が出てきました。
ヴェネチア2日目も、とっても充実していました♪

sole del tramonto















さて、、、ヴェネチア3日目


朝にホテルの移動をしました。
今度はどんなお部屋かな・・・


hotel   canal


ホテル「canal water」
ローマ広場から近い所を選びました。
ローマ広場は空港までの直通バスがあります。

荷物を預けて翌日は違うホテルに泊まり。。。最終日に又ココに泊まるのです!


華やかさがなく、、、
河のほとりなので、においがしました。。。

お部屋はバスタブのついている部屋を希望しましたら
ツインでした。。。

なんだか可愛いベットですね。


bet



レセプションのお兄さんに荷物を頼み、いざ買い付けへ!










ムラーノ島へやってきました。




murano

フィオラートのオーダーをしてきました。。。

今回はオーダーなので、福袋にニューフェイスを入れられないのが残念。。。

ですが、とっても素敵なフィオラートに仕上がってくることでしょう!

工房のおばさまは、「1月には仕上がる」
と言っていましたが・・・ま。。。無理でしょうね・・・

これまでも、そう言っておきながら半年送れですからね。。。
わはは・・・

でも、イタリア人を相手しての仕事はこんなこと日常茶飯事。。。
期日を間に合わすことが大事な日本では考えられませんが。。。
それも、相反してそういう仕事にも関わっているのですが、
両者とも良い点と悪い点が整理できていれば大丈夫♪

きっと待った甲斐のあるものですよ♪





それから、コンテリエ工場に行きました。
ムラーノにコンテリエ工場はなくなった。。。という噂も聞きましたが
まだ健在です。
確かに潰れてしまった所はあるようですね。
古びた木箱が沢山。
???キロ???というコンテリエが並んでいます。
少々ほこりっぽいですが、気にせず物色。

粒は揃っていませんが、色は日本のビーズにはない
微妙な色彩。
柔らかい表現ができます。


工場の中は写真を撮ってはいけないと言われましたが
カウンターでビーズを選んだ写真を撮りたいと申請。。。。

遠慮しながらの撮影です。


conterie



ということで、午前中の商談を終え午後からは少々観光なども楽しみました。

sanmarco

昼食は。。。
うーん、、、なんですかね。。。メニューもなくお皿にのっている商材を指さして決めた
ので、、、わはは   

右のお皿
キッシュ・・・ キャベツ・たまねぎが沢山入っていました。
手前の白いもの・・・イカに詰め物をして焼いたもの
オレンジ色の・・・トマトと唐辛子のキイタ魚の煮込み

左のお皿
自家製ソーセージの野菜煮込み季節の野菜 アリッキョが入っていました。
ベークドポテト
後部の。。。。。。。。記憶がよみがえりません。。。


すみません。。。。酔っていましたから♪





buono


飲み物は、食前酒にスピリッツ!!!
みんな飲んでいましたね。。。おじいちゃんもおばあちゃんも・・・

でも、それから銀行に行ったのですが、順番待ちしている30分、、、
熟睡・・・・・1杯飲んだだけなのに・・・




やはり、お昼に飲みなれていない日本人にはキツイかも・・・





あ・・・今日はクリスマス。。。
今日こそお酒を呑まねば!!!!

では。。
Buon Natale ★



ヴェネチア4日目

朝食を済ませ、次のホテルに移動です。
度々ホテルを変えていますが、理由は。。。

1、朝食がいつも同じで飽きるから。。。!
  ホテルを変えるると同じクロワッサンやカッフェでも違う味がします。
  運が良いとサービスの良い所に巡りあえるから♪
2、そこの土地感を養う為。人についていくと場所の名前も道も覚えられません。。。
3、。。。。。。色々ありますが、その辺で。。。



少々距離があるもので、スーツケースは後日戻るホテルなので
預けて、身軽な格好で出発。

P1010652.JPG

リアルトを渡って、「Hotel Ca d oro」を目指します。
リアルト橋の上から

P1010653.JPG

リアルトまでは、大丈夫♪そこから。。。地図を見ながら
恐る恐る進んでいきました。



分からなくなるとベンチに座り、地図とにらめっこ。。。

ベンチに座り。。。

P1010645.JPG



ヴェローナでもそうでしたが、道を聞いて地図を見ながら歩く。
色々な方が色々な返答をしてくれて、とても面白かったです!

ワタクシがこのとき迷ったのは、ココ。。。

地図では、橋を渡った角にホテルが位置しているのに
ないじゃない!!!

道行く人に聞きました。

若い女学生・・・何度も地図を見て、「おかしい。確かにこの辺なのに。。」
        「ココの位置は、確かに合っているけれど、それ以上はわからない」

おばちゃん。。。「ここじゃわからないから、大きな通り(strada nuova)にでて聞いたほうがい い。」

お店のコックさん「ホテルはわからないが、ココの大きな通りはアソコからまっすぐ行ける。」

????あまり答えになっていないなあ。。。

ということで、とりあえず近くなんだろう。。。ということで川沿いにある建物を
チェックしながら探しました。

「あった!!!」

確かに、黄色の建物で案内図にあった建物だ!
自分の位置からですと、約300メートル先。。。
河を渡った角にある。。。



あれです。あれ。

え???どうやって行くの???
橋がないじゃない!!!!!

途方に暮れてしまいましたが、ジュータン屋さんのおじ様に聞いてみました。
「真っ直ぐにこの川沿いを歩くと、橋がある、橋を渡ったら道なりに蛇行しながらだが
左側へと歩くと、ホテルの前に辿りつく。。。」

本当か???!!!

あったよ、橋。。。。

と思いながら言われたとおり、橋を渡り左へ左へ道なりに。。。。



すると。。。元いた大通りに出てしまった・・・・・・・

P1010650.JPG



またもや、、やられたか。。。と思いつつ、もう一度狭い路地に入り
うろうろと。。。。もう一度あの建物が見える付近に行こうと思い
戻っていくと、、、



ようやくホテルの看板が見つかりました。









もう、ぐったりです。。。!!!

3日間の疲れもあってか。。。

ぐっすりと眠ってしまったとさ。。。

ホテル カ・ドーロ

low seasonだったので、1泊  シングル 68ユーロでした。


ヴェネチア4日目















ヴェネチア5日目の出来事です。

宿泊するホテルに荷物を置き、

散歩しました。


ホテル

川沿いを歩くと本当に清々しい気持ちになりました。


散歩



P1010658.JPG


P1010659.JPG


P1010660.JPG


P1010661.JPG

途中、何度か食事したり、お茶したり、、、

あ・・・お昼から、、、こんなものまで。。。。

おほほほほほほっほ・・・・・・・・・・・・・・

P1010662.JPG


さて、ヴェネチアのラストの夜でゴザイマス。



この日は、

ヴェネチア在住のアーティスト 土田 康彦さんにご紹介していただき、

ガラス作家さんのファッションショーを、見学させていただきました。

土田さんとは、以前訪問した際、何度かお会いできたのがキッカケで

彼が日本で展示会があるときは、必ず観に行っておりました。



2006年は、青山・品川・大阪などで展示会がありました。

ファッション誌(「ELLA/エル・ジャポン11月号」に
僕好みのヴェネチアを紹介。)でも、ご登場され
益々のご活躍ぶりです。










P1010663.JPG

土田さんのご配慮で


作品の置いてある楽屋も見学させていただき、

デザイナーの方とも、直接お会いすることが出来ました!


うふふ。。うふふ。。。

とっても、ラッキー!!!でゴザイマシタ!





昨日、イタリア日記久々に更新しました。


ちょっと、怖くて今までとっておいたネタです。。。

こちらから、どうぞ!
5ページありますので、下から読んでくださいまし。



© Rakuten Group, Inc.